yuicloth は、現在準備中です。

2018/11/03 11:50

オリジナル風呂敷を作ろうと思ってはみたものの

今まで「ものづくり」を
本格的にしたことがなかったので
全てが手探りでした。

風呂敷自体も
そもそもどんな布でできているのか
どんな用途で使われているのか
そこをリサーチするところから始めました。

いろんな使い方ができる風呂敷は
用途によって布の種類も大きさも
色々あることを今更ながら知り

では自分はどんな風呂敷がほしいのか
自問自答しながら
生地屋さんをいくつもまわり探しました。

生地を買うこと自体も
今までもほとんど経験がなかったので
最初は途方にくれましたが

とにかくひたすら
いろんな布を手で触って確かめ
風呂敷にしやすそうなかわいい柄の布を探し出しては
実家にあったミシンを奥から引っ張り出し
試作品を作りました。

作っては
実際に結んだり解いたり
実際に物を入れて持ってみたり…

生地の種類や織によって
結びやすさにもかなり差があり

当然といえば当然ですが
風呂敷に使われている布は
結びやすい生地でできていて

私が風呂敷にしようと選んだ布は
どれも少し地が厚く
少し重さもありました。

でもバッグにした時に
ある程度厚みがないと
バッグとしてたよりなくなってしまうので
ある程度の厚みはやはり必要でした。

そしてこれも当然なのですが
一枚布の風呂敷を結んでバッグにすると
どうしても布がもたついてしまう

このもたつきも
使いづらい一因なのではないか
ならば、もたつくところを少し切り取ってしまおう
切った分重さも軽減されるはずと思い
少しでも使いやすい「風呂敷のカタチ」の模索が始まりました。

どのくらいの量を
どんな形で
切り取ればいいのか

軽くしたい思いで
最初は結構切っていましたが
切ると今度は中身が見えてバッグにならなくなる

切る量をどこまで減らせるか

地味で単純な作業でしたが
作っては試し
作っては試しを繰り返し

なんとか使う時にもたつきが気にならないカタチで
重さも20%減らすことができました。